地域によって違うお葬式に関する風習

のぼりとの杜コラム

今日は葬儀の風習についてお話ししたいと思います。

みなさんもお葬式に参列してその地域の風習に驚いた経験はありませんか?
お葬式は土着文化の歴史が今もなお多く残る儀式です。地域によってかなり違いがあります。
えっ!?と驚くような風習もあるので、いくつかご紹介していきます。

①お香典の領収書がもらえる
北海道ではお葬式に参列し、お香典を出すと領収書がもらえます。

②納棺の時に手の甲に乗せた豆腐を食べる
東京都町田市の一部地域での風習です。豆腐一丁を割りばしで手の甲に少し乗せ、一人ずつ順番に回していきます。最後の人はその豆腐を全部食べ切り、納棺が始まります。身を清めるといった意味合いがあるそうです。

③出棺時に故人が使用していた茶碗を割る
関西地方でよくみられる風習です。

④告別式は招待状を届け、参列の可否を確認する
青森県で多く見られます。参列する人は会費制で会食の席に着きます。

⑤枕団子を49個用意する
佐賀県で多く見られます。仏様になるまでの四十九日間にちなんで49個用意する風習があるようです。

⑥喪主は黒ではなく白い喪服を着る
石川県や富山県の風習です。現在はあまり見かけることはありませんが、一部の地域では風習が残っています。

いかがでしたでしょうか?かなり地域差があるのがお分かりいただけたと思います。
本来、お葬式は地域の人が支えあっていたものなので、様々な風習が今も残っているのですね。
みなさんもお葬式に参列して、こんな風習があったよ!というものがありましたらメールやLINEで教えてください!